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高松市「費用弁償」廃止案否決
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※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
高松市議会は、議会に出席した際の交通費などとして議員に支給されている
「費用弁償」を廃止するため議員から提案されていた条例改正案を２日の議会運営委員会で否決しました。
一方で、費用弁償のあり方について引き続き協議し、
次の３月定例市議会までに意見をまとめたいとしています。
高松市は本会議や委員会への出席ごとに議員への交通費などの費用弁償として、
自宅から議会までの距離が４キロ未満の場合は６０００円、
４キロ以上の場合は６５００円を支給しています。
この費用弁償について、去年９月の定例市議会で廃止するための条例改正案が
４人の議員から共同提案され、議会運営委員会で議論を続けてきました。
２日に開かれた委員会で、この条例改正案の採決が行われ、委員会を構成する
４つの会派の全会一致で否決されました。
一方で、委員会では今後の費用弁償について、２つの会派が
「一律３０００円にする」と具体的な数字をあげて減額を主張し、ほかの２つの会派は、
「議員の定数や報酬も含めて検討すべき」、「第三者の視点を入れて判断すべき」
とそれぞれ主張しました。
委員会では次の３月定例市議会までに意見をまとめたいとしています。
県内の自治体では、県や高松市など６つの市や町が議員に「費用弁償」を支給する一方、
坂出市など１１の市や町は支給していません。
02月02日 18時48分