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時事通信 - 1/27 15:06
【第1部】米国市場での株高を受けて投資家の不安心理が和らぎ、日経平均株価は前日比455円02銭高の1万7163円92銭、東証株価指数（TOPIX）は40．47ポイント高の1400．70と、ともに急反発した。出来高は22億5757万株。
▽米金融政策を見極め
米国市場での株価反発が好感され、買いが先行した。日経平均株価は朝方に1万7000円の大台を回復。
一時は上げ幅が前日比で533円に広がった。その後は上値が重くなり、午後には大台を割り込む場面もあったが、再び上げ足を速めた。
原油価格がいったん下げ止まったことに加え、米国の経済指標が市場予想を上回ったことが材料視された。「前日に日経平均が大幅安となった反動もあり、買い戻しが入った」（銀行系証券）という。
しかし米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果発表を前に、積極的な売買は控えられた。
年初からの世界的な株安を受け、市場では3月の利上げは見送られるとの見方が広まっており、市場関係者は
「金融政策の先行きを見極めようと、模様眺め気分が強かった」（大手証券）と指摘した。（了）
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