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キーワードでニュースを読み解く「every.キーワード」。
20日は「若者の恋愛離れ」をテーマに日本テレビ・小栗泉解説委員が解説する。
■「交際相手が欲しい」新成人が減少
結婚情報サービス会社「楽天オーネット」が今年の新成人を対象に行った調査で、
若者の恋愛離れを示すデータが発表されている。
過去と比べたときに最も変化が大きかった質問の一つが「交際相手が欲しい」。
「交際相手が欲しい」と答えた新成人は、2000年には男性91.6%、女性88.5%だった。
ところが今年は男性が63.8%、女性が64.2%と、全体の3分の2を割り込んでいる。
実際に交際相手がいる人は1996年には男女ともに50.0%だったが、
今年は26.2%と半分にまで落ち込んでいる。
さらに、去年内閣府が発表した2014年度の調査で、20~30代で
未婚・恋人のいない人に「恋人が欲しくない理由」を聞いたところ、最も多かったのは
1.恋愛が面倒…46.2%
2.自分の趣味に力を入れたい…45.1%
3.仕事や勉強に力を入れたい…32.9%
■「バーチャル化」で成熟に遅れ?
多くの人がこう考えるようになった背景には様々な理由が考えられる。教育評論家の尾木直樹さんによると、
「LINEなどSNS(=ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の普及で全てがバーチャルに
なってしまい、若者の精神的な成熟だけでなく、身体的、性的な成熟も遅れている」という。
情報セキュリティー会社「デジタルアーツ」が去年実施した調査では、女子高校生の一日あたりの
携帯電話やスマホの使用時間は平均5.5時間。そのうち6.8%は1日15時間以上スマホを
使用しているという。起きている時間のほとんどを使っているということになる。
尾木さんによれば、SNSで常につながっていることで行動が丸見えになってしまい、お互いの行動を
しばるなど友達が信頼できなくなってしまうそうだ。そんな中、最後に信頼できるのは自分の親ということで、
親との距離が縮まり、若者の自立が遅れているという。
■「親ラブ族」が増加
こうした現象を「親ラブ族」と名付けているのは、「恋愛しない若者たち」の著者で
マーケティングライターの牛窪恵さん。牛窪さんによると、「昔は親が干渉しすぎることで、
子どもが反発して自立したが、今はむしろ親子の距離が近づいて休日に一緒に出かけたり、
過ごしたりする仲良し親子が増えている」という。
■恋愛に受け身の男性増加の原因は…
こうした精神的な原因だけでなく、社会環境も影響しているという。今の若者たちは不況の中で育ってきたため、
望むと望まざるとにかかわらず、非正規雇用で働く人が増えている。牛窪さんによれば、「非正規雇用や
年収が低い男性は『どうせ自分なんか』と自己肯定感が低く、自分から女性に声をかけようとしない」という。
調べでは、非正規雇用の約85%の男性が「女の子から告白してくれれば」と言っているそうだ。
実際にデータ(2011年内閣府)を見てみると、20代で非正規雇用の男性は、
正社員の男性に比べて結婚している人や恋人がいる人が圧倒的に少ないのが現状だ。
20代男性
<既婚>正社員…25.5% 非正規雇用…4.1%
<恋人あり>正社員…33.5% 非正規雇用…16.4%
<恋人なし>正社員…27.4% 非正規雇用…38.5%
<交際経験なし>正社員…13.6% 非正規雇用…41.0%
(以下省略)
URLリンク(www.news24.jp)
★1の立った日時:2016/01/20(水) 23:40:10.61
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