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1月15日 18時59分
去年1年間に自殺した人は2万3971人と、前の年より1400人以上減り、18年ぶりに2万5000人を下回ったことが分かりました。
警察庁のまとめによりますと、去年1年間に自殺した人は全国で2万3971人と、前の年よりも1456人、率にして5.7%減りました。年間の自殺者は平成10年以降3万人を超え続け、最も多かった平成15年には3万4000人余りに上りましたが、最近は4年連続で3万人を下回り、今回、平成9年以来18年ぶりに2万5000人を下回りました。性別の内訳は、男性が1万6641人、女性が7330人でした。
都道府県別では、最も多かったのが東京都の2471人で前の年より165人減り、次いで神奈川県が1382人で40人の減少、埼玉県が1301人で77人の減少、愛知県が1300人で95人の減少などとなっています。一方、最も少なかったのは鳥取県の104人でした。
年齢の内訳を去年11月までの統計でみると、40代が全体の17%で最も多く、次いで50代が16.5%、60代が16.3%、70代が14.3%と中高年が多くなっています。
また原因・動機別では、健康問題が最も多く、次いで経済・生活問題、家庭問題などとなっています。
自殺者が18年ぶりに2万5000人を下回ったことについて、自殺対策に取り組むNPO法人「ライフリンク」の代表、清水康之さんは「自殺は社会の問題だとして、行政と民間が連携して対策が進められるようになり、ようやく減少傾向になった。ただ依然として1日平均65人が亡くなり続けている現状は変わっていないので、非常事態はなお続いているという理解のもと、地域の実情に応じた対策を強化していかなければならない」と話していました。
引用元:URLリンク(www3.nhk.or.jp)