16/01/04 17:09:59.87 CAP_USER*.net
共産党として約69年ぶりに国会の開会式に出席した志位和夫委員長は4日、開会式後の記者会見で
「よかった」と振り返った。同時に「高い玉座(ぎょくざ)が設けられ、そこで(天皇陛下から)言葉を賜る
形式は憲法の主権在民の原則に反する」と強調し、今後も開会式に出席した上で「憲法にふさわしい形」
への改革を訴える考えを示した。
開会式には同党の衆参両院の計32議員のうち、志位氏と山下芳生書記局長、衆参国対委員長と
議院運営委員会の委員の6人が出席した。志位氏らは起立して天皇陛下を迎え、お言葉を述べられる
最中に頭を垂れるなど、他党の議員とほぼ同様の対応をした。
志位氏は記者会見で「(大島理森)衆院議長にしろ、天皇にしろ、礼をしたときに私たちも礼をした。
人間として当たり前だ。自然な形の対応をした」と説明した。
これまで拒否してきた開会式への出席は、夏の参院選に向けた民主党などとの野党共闘を進める
ためのアピールとの見方がある。だが、志位氏は「プラス、マイナスを考えていない」と述べ、こうした
見方を否定。その上で「現行の憲法の主権在民、そして天皇制は国政に関する権能を有しないという
制限条項を厳格に守ろうとの1点でこれまでも対応してきたし、これからも対応する」と語った。
ソース/産経新聞社
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