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朝日新聞デジタル 12月24日(木)16時15分配信
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外国人が人口の16%を占める群馬県大泉町で、生活保護を受給する外国人が2014年度末時点で171人(97世帯)となり、
町全体の受給者の3割を超えたことが町のまとめでわかった。日本語の習得が不十分で、
就労の機会が十分に得られていないことが生活困窮を招いていると町はみている。
町福祉課によると、14年度末の生活保護受給者は町全体で527人(382世帯)。
このうち外国人は171人(97世帯)で全体の32・4%を占めた。4年前の10年度末は町全体で377人(262世帯)。
このうち外国人は104人(56世帯)で27・6%だった。ブラジル人が多いという。
村山俊明町長は22日の記者会見で、外国人の生活保護受給者が年々増えている現状について
「日本語が分からない外国人が雇用の場を求めて来ても、解雇されやすい状況が目立っている」と述べ、
不安定な就労環境が要因との見方を示した。町はハローワークなどと協力しながら外国人の就労支援を進める方針だ。