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毎日新聞 12月11日(金)23時37分配信
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【ニューデリー野口武則】安倍晋三首相は11日午後(日本時間11日夜)、政府専用機でインドに到着した。
首相はニューデリーで開かれた企業関係者らのセミナーであいさつし、同国のインフラを整備するため、
日印の企業向けに新たに1兆5000億円規模の投融資の枠組みを設けると表明した。
首相はこの枠組みについて「インドに進出する日本企業が活動しやすくなるため」と説明した。
中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に対抗する狙いがあるとみられる。
首相は12日にモディ首相と会談し、防衛装備品や技術移転に関する協定で合意するほか、
インド西部の高速鉄道計画で日本の新幹線方式を導入することを決める。
会談の焦点は、日本の原発輸出を可能にする原子力協定の締結。核拡散防止条約
(NPT)未加盟で核兵器を保有するインドに対し、核の平和利用をいかに担保するかを巡る
協議が両国間で続いている。首相はインドへの出発に先立ち、「世界で唯一の戦争被爆国
という立場を十分踏まえながら交渉に当たる」と記者団に語った。
首脳会談後、両首脳はモディ首相の選挙区でもある北部のヒンズー教の聖地・バラナシを訪れ、
宗教儀式を見学するなど個人的な信頼関係を深める予定。13日夜に帰国する。
両国首脳は2005年からほぼ毎年、相互訪問を続けており、
安倍首相のインド訪問は14年1月以来となる。