15/12/01 20:53:26.69 CAP_USER*.net
国民年金と厚生年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の7~9月期の運用結果が
7兆8899億円の赤字となった。中国株暴落や人民元切り下げなどチャイナショックによる国内外の株安が直撃した形だ。
市場運用分の利回りは5・59%のマイナスで、米中枢同時テロ後の2001年9月末と、
リーマン・ショックが起きた08年12月末に次いで3番目に悪かった。
ただ、自主運用を始めた01年度から今年9月までの累積黒字は45兆4927億円、年間の利回りは平均で2・79%に上っている。
GPIFの担当者は、10月以降は株価が回復基調にあり、現時点での資産は3月末の水準に
戻っているとの認識を示した上で「長期的な視点で判断してほしい」と強調した。
年金の給付は保険料や国庫負担などで賄われ、政府は保険料収入の余剰分を積み立てている。
GPIFが運用する9月末の積立金は約135兆円に上り、今回の運用結果は年金の支給額に直接は影響しない。
とはいえ、GPIFは昨年10月に資産構成割合について株式比率を国内外合わせて
5割まで引き上げると決定して以降、運用リスクが大きくなっているのはたしかだ。
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