15/11/28 12:27:00.12 CAP_USER*.net
国内の世帯保有率が6割を超え、急速に普及したスマートフォン(スマホ)。東京都の調査では
小6の4人に1人が自分用の端末を持ち、親ら家族の端末も含めると普段スマホを使用している小6は
実に7割に上る。いつから持たせれば良いのか、トラブル回避にはどうすべきか、親の心配はつきない。
中高生だけでなく小学生にも適切な使用方法の指導が急務となっている。
高校生と同じ悩み
東京都墨田区立第一寺島小の5、6年生で10月、スマホの適切な使い方を
都立隅田川高の生徒を先生役に学ぶ特別授業が行われた。
小学生が年齢の近い高校生から学べ、高校生は自ら考えた内容で教えることにより改めてスマホ利用について考えるという
一石二鳥を狙ったもので、都教育委員会が都内では初めて実施した。
「高校生と変わらない。悩みが同じだ」。授業に参加した高3の小林端生(みずき)くんは
ごく日常的にスマホを使いこなしている小学生に舌を巻いた。
クラスを5人程度の小グループに分け、高校生1人を交えて自由に話し合う場面。小林くんの担当する
6年生のグループ男女5人のうち、4人が自分のスマホを所有。話題はスマホの無料通信アプリ「ライン」を使い
複数の友達で同時にメッセージを交換できるグループトークについてだ。
小学生「夜遅くメッセージが来たりするよね。もう眠いのに…」
小学生「どうやって終わる?」
小学生「(トークで使用できる絵文字の)『スタンプ』を返すのは?」
小林くん「あらかじめ寝る時間を伝えておいたらどうかな」
小学生「(無料の動画サイト)『YouTube』とか見ているときにメッセージが来るのも面倒くさい」
複数の小学生「あるね」
小学生「でも見て何も言わないと、『だれが見てる?』ってきかれるよね」
小学生「とりあえず『(笑)』で返す」
小学生「全部『(笑)』でいいのかよ」
どうやら悩みは、「返信が面倒くさいときも返さなければならないのか。その場合、いかに簡単に相手を不愉快にさせない対応をするか」ということ。
このグループで唯一自分のスマホを持っていない女児はこの話題の間、ひと言も発言しなかった。
(以下長いため割愛。興味のある方はリンク先でどうぞ)
産経ニュース 2015.11.28 10:00
URLリンク(www.sankei.com)