15/11/17 08:11:35.41 *.net
「人を殺して自分のすべてを終わらせようと思った」―東京都江戸川区の女子高生強殺事件で逮捕されたフリーター青木正裕容疑者（２９＝同区北小岩）は、そう供述しているという。
お望み通り終わらせてやりたい。そんな怒りがたぎるほど身勝手な“鬼畜”だ。
１２日午後、自宅アパートで都立高３年の岩瀬加奈さん（１７）を絞殺し、現金約７０００円などを奪った疑いだが、ハナから殺害が目的だったようだ。
「青木容疑者はＳＭ好きで、女性を窒息させる、いわゆる“窒息プレー”に興味があったという内容の供述をしています。
『化粧品のサンプルをあげる』などと言葉巧みに加奈さんを部屋に誘い込んだ途端、チョークスリーパーで気絶させた。
馬乗りになって素手で首を絞めましたが、まだ息をしていたので、加奈さんが着ていた制服のブレザーで絞め殺したといいます」（捜査事情通）
青木容疑者は「カネに困っていて自暴自棄になっていた」「（最後に）やりたいことをやってみようと思った」とも供述。
身勝手にもほどがあるが、自暴自棄という割には、かなり計画的だ。
青木容疑者と加奈さんは同じコンビニでアルバイトをしていた単なる元同僚。
青木容疑者は約２年半勤めたそのコンビニを先月辞め、別のコンビニで働いていた。
事件前日の１１日夜、加奈さんのバイト先近くで待ち伏せし、偶然の再会を装って声をかけたという。
翌１２日午後に京成小岩駅前で待ち合わせ。金欠のくせしてタクシーで青木容疑者の部屋に向かい、凶行に及んだ。
「歯科技工士になる夢を持っていた加奈さんは、学校もバイトもサボらない『いい子』と評判で、疑うことを知らなかったのでしょう。
一方の青木容疑者にはほとんど友達がおらず、『狭い交友関係の中から体力的に弱そうな加奈さんを選んだ』なんていう卑劣な男です。
加奈さんは身長約１５５センチ。
冷静に殺害計画を練ったフシがあります」（前出の捜査事情通）
青木容疑者は自殺も考えたらしいが、しょせん死にきれず、犯行から２日後に自ら１１０番通報。
部屋の浴槽から、加奈さんの無残な全裸状態の遺体が発見された。暴行の痕跡はないという。
近隣住民によると、青木容疑者は家賃約５万円の１Ｋでひとり暮らし。
「近所付き合いもなく、いるのかいないのかも分からなかった」という。
この手の“自爆殺人”に走る歪んだ若者が増殖しそうで、怖い。
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2015年11月16日
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殺害現場の青木容疑者のアパート（Ｃ）日刊ゲンダイ