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今年8月末の分裂騒動以降、指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の揺らぎが止まらない。
10月ごろから全国の直系団体の内部分裂や内部崩壊が相次いでいるというのだ。
トップの組長に対し、謀反を起こし、組員らが新組織の神戸山口組をはじめ、他組織に移ったり、
引退して堅気になったりするケースが出ている。山口組で今、何が起きているのか。
田岡一雄3代目組長時代から続く大阪・ミナミに本拠を置く「一心会」では、組員の離脱が相次いだ。
離脱した組員の多くは別の山口組直系団体に流れたが、一部は神戸山口組のほか、
大阪市西成区に本拠を置く指定暴力団東組に移るケースもみられたという。
ある山口組関係者は「トップの力量を見切って、多くが縁のある竹中組に移籍したり、堅気になったりしたと聞いている。
神戸山口組や東組に移った者もいる。以前なら考えられない事態だ」と声を潜める。
先代組長が日大名誉教授に2000万円を貸与していたことが発覚した岡山市の「大石組」は組幹部らが組長に盃を返し、
組員の大半が同じ岡山市の神戸山口組の直系団体である池田組に移籍してしまったという。
奈良市の「倉本組」では、組内が山口組残留派と神戸山口組派に二分され、
板挟みになった組長が10月末、責任を感じ、拳銃自殺する事態に発展した。
神戸山口組が本拠地を置くとされる兵庫県内の直系団体やシノギ(資金獲得活動)が細い
九州地方の直系団体も組員の離脱などが起きており、組織運営に支障が出てきているとされる。
山口組では12月から来年1月にかけて篠田建市(通称・司忍)6代目組長に対する「歳暮」(5000万円)や
「誕生日祝い金」(1億円)と、直系団体にとっても1年で最も大きな出費が続く。
元山口組関係者は「今回の分裂で、神戸山口組という対立軸ができて、山口組や自分が所属している組の悪い面がよく分かったのではないか。
シノギがしんどいなか、だれもが我慢している。『カネ、カネ、カネ』の年末から年明けにかけてが山口組の今後を占う大きなヤマとなりそうだ」と話している。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
2015.11.14
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定例会後、山口組総本部を出る関係車両=5日、神戸市灘区(一部画像処理しています)