15/11/13 13:18:17.72 *.net
URLﾘﾝｸ(www.nishinippon.co.jp)
2015年11月13日 00時07分
２０１１年に家族で訪れた熊本市内のスーパーで、当時３歳の長女を殺害された同市の清水誠一郎さん（４４）が１１日、福岡県飯塚市で講演した。
事件の経緯や最愛の娘を失った苦しみを語り「同じ思いをする家族を増やしたくない」と犯罪防止を呼び掛けた。
清水さんの長女心（ここ）ちゃんは、スーパーの身体障害者用トイレで当時大学生の男に殺害された。
心ちゃんがいなくなって店内を捜した際、清水さんがトイレのドアをノックすると「使用しています」と返事があった。
後にそれが娘を殺害した男だったと知り「ドアの向こうに娘がいた。父親として一番大切なものを離し、命を犯人に預けてしまった」と後悔を口にした。
「親として子を守ることができなかった」と自身を責め、生きる気力をなくしていた時、３人の息子の成長が支えになった。
現在、中学生の次男は警察官を目指して剣道に励んでいる。
「事件から４年たって講演できるようになったのは周りの支援のおかげ。今後も講演活動を続け、犯罪で苦しむ人のいない世の中をつくりたい」。
清水さんは決意を語った。講演は、飯塚地区犯罪被害者に優しいまちづくり住民大会（飯塚市など主催）の会場で催され、約５００人が聞き入った。