15/11/08 16:22:57.57 *.net
突然ですが、質問です。
「息子さんは本当にあなたの子ですか?あなたは本当に息子さんの父親ですか?」
?何を馬鹿げたことを!失礼じゃないか?そんなふうにお叱りを受けるのも無理はありません。
しかし、「親子ではない」可能性がゼロだと本当に言い切れるでしょうか?司法統計によると親子かどうかを争う事案(親子関係不存在確認の申立件数)は1365件も存在するのだから(平成24年)、決して他人事ではないでしょう。
なぜなら、今の日本では「出生時のDNA鑑定」は義務付けられていないので、今回紹介するような悲劇は一定数、起こるべくして起こるからです。
?例えば、あなたは引っ込み思案で口数が少なく、1人でいるのが好きなタイプなのに、息子さんは大勢に囲まれているのが好きで思ったことはすぐに口にするタイプ。
またあなたは一重で切れ長のしょうゆ顔なのに、息子さんはぱっちり二重のソース顔。そんなふうに性格も容姿も自分とは正反対。似ても似つかないので首をかしげるのは日常茶飯事。
だから息子さんとは相性が悪く、ちょっとしたことでぶつかってしまうことが多々あるとしたら。
?報道によると元光GENJIで俳優の大沢樹生さんが、女優・喜多嶋舞さんとの間にもうけた長男が実子ではないと訴えた「親子関係不存在」の確認を求める訴訟が現在、係争中のようです。
大沢さんはどのようなきっかけで「本当に俺の子なのか?」と疑い始めたのかは分かりません。
?いずれにしても「育ての親と実の親の相違」は円満な家庭で仲睦まじく暮らしている夫婦にとって単なる戯言に過ぎないでしょう。
夫が妻のことを心から信じていれば、妻に「男の影」を感じたりはしないのだから。
しかし、険悪な家庭で仮面夫婦を演じている夫婦はどうでしょうか?前述のような疑いの目が日増しにどんどん膨らんでいけば、こんなことが頭をよぎっても不思議ではないでしょう。
「もしかして俺の子じゃないかも」と。
~中略~
法務省の司法統計によると、親子関係不存在確認の申立件数は平成17年が2323件、平成24年が1365件なので、7年間で約41%も減っているようです。
もちろん、哲人さんのような「できちゃった婚」だけでなく、離婚協議中に妻が不倫・妊娠し、離婚後300日も経たずに出産したケース(いわゆる300日問題)もこの数字のなかに含まれています。
?一方で不倫妻の数はどうでしょうか?さすがの法務省も「不倫妻の数」を調べていませんが、そうそう劇的に増えたり、減ったりはしないでしょうから、増減は誤差の範囲で、ほとんど横ばいでしょう。
自分の子ではないのに育てている父親が増加
離婚後も勘違いし養育費を支払うケースも?
?このように親子関係不存在の数と不倫妻の数を見比べると何が、分かるでしょうか?そう、「自分の子ではないのに育てている父親」が増えていることです。
基本的に円満な家庭で仲睦まじく暮らしている夫婦にとって「実の子かどうか」を疑うような場面はほとんどありません。
多少なりとも疑いを持ったとしても、DNA鑑定をしよう、家庭裁判所へ申し立てよう、戸籍を修正しようとは思わないでしょう(もちろん、平和な家庭でも「自分の子ではない」ケースは内在しているかもしれませんが)。
?逆にいえば白黒をつけるのは夫婦が離婚する場合のみです。哲人さんのように親子関係に疑問を持ち、DNA鑑定を行い、親子関係不存在確認の手続を踏み、戸籍を正しく直そうとすれば良いのですが、
実際のところ、前述の統計によると何もせず離婚する夫も増えているでしょうから、離婚後、「自分の子」だと勘違いして、他人の子に毎月せっせと養育費を支払っていても不思議ではないのです。
?いずれにしても哲人さんと同じ悲劇が起こらないようにするには出産の段階でDNA鑑定を行っておくのが賢明で、そうすれば哲人さんのように「育ての親としての責任」に苛まれることもありません。
何より中途半端なタイミングで父親をチェンジするのは、子どもにとって二次被害以外の何ものでもありません。「育ての親と実の親の相違」を起こさないことが、何よりも大事です。
引用元
前編 URLリンク(diamond.jp)
後編 URLリンク(diamond.jp)
1=2015/11/07(土) 19:29:33.80
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