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◆アンジー映画:16年2月に日本でも公開 日本軍捕虜描く
ハリウッドスターのアンジェリーナ・ジョリーさんが監督した米国映画
「アンブロークン」が来年2月、日本でも公開されることになった。
日本軍による捕虜虐待を描いており、インターネット上で「反日」との批判が出て、
日本上映が先送りされていた。
映画は第二次世界大戦中に日本軍の捕虜になった米国の陸上選手、
ルイス・ザンペリーニの体験に基づくもの。
収容所で日本の下士官に執拗に暴力を振るわれる場面もある。
米国などで昨年末に公開されてヒットしたが、日本では上映に反対する
署名活動がネット上で展開され、署名者が1万人を超えた。
配給を担当する「ビターズ・エンド」(東京都渋谷区)によると、
上映館探しが難航したが、
東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムに決まった。
邦題は「不屈の男 アンブロークン」となる。
同社の定井勇二代表は「戦争という厳しい状況での人間を描いている作品で、
日本の観客にも見てもらいたい」と話した。
イメージフォーラムはイルカ追い込み漁を隠し撮りした
米国映画「ザ・コーヴ」など論議を呼んだ作品を上映したことがある。
支配人の山下宏洋さんは「反日映画でないことは
見ていただければ分かると思います」と話した。
毎日新聞 2015年10月22日11時57分
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