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読売新聞 10月21日(水)14時44分配信
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生活保護受給者の医療費は、国民健康保険に加入する同じ病気の患者より高くなる傾向があり、
高血圧を持つ患者では1・5倍に上ったとの調査結果を、大阪大の研究班がまとめた。
国の生活保護費は3兆6000億円を超え、その半分を医療費が占める。
生活保護受給者の医療費は自己負担がないため、
医療機関が過剰な診療を行っている可能性が指摘されていた。
医療の適正使用の議論に一石を投じそうだ。
22日から大阪府内で開かれる日本心不全学会で発表される。
調査は、2011年から15年5月分までの大阪府内のある市の国民健康保険(国保)に加入している約3万5000人と、
生活保護(生保)受給者約5000人の診療報酬請求データを集計、分析したもの。