15/10/20 18:23:09.57 *.net
国会でいわゆる安保法案が成立する前日の9月18日に、安倍晋三総理と法務省の訟務局長が会談していたものの、
その会談自体の記録も、会談のために準備した資料も、全くないことが法務省への情報公開請求に対する応答で分かった。
まず、9月18日の首相動静は時事通信によれば首相官邸で「午後4時5分から同14分まで、定塚誠法務省訟務局長と」会談とある。
そこで、その①会談内容および②会談に備えて法務省で作成した文書を対象に、法務省へ
情報公開請求したところ、後掲画像の通り「全く無い」との返答を得た。
(我が国は、全く手ぶらで準備もせずに総理大臣と会談しに行く幹部行政官がいて、会った際の記録も作らない政治文化のようである。)
定塚誠訟務局長の経歴について付言すると、彼はもともと裁判官のなかでもエリートコースを経て、
法務省に出向中の身分である。今後のキャリアとして、再び裁判所の判事に転向することも十分に考えられる。
そうすると安保法案関係の前日に、行政内部で訴訟業務の要職にあって、今後また司法機関で裁判官になり得るものが
(あるいは、控えめに言って、裁判所のなかで出世コースを歩いてきていて、裁判官のネットワークのなかで
インフォーマルなつながりを強く持つ人間が)公式な記録を全く残さずに、
時の首相と「ツーカー」の懇談をしていたというふうにも見えて、三権を含めた日本国の統治機構は、風通しが非常に悪いと評価できよう。
(抜粋)
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(法務省からの応答文)
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