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2015/10/18 21:53
【ジュネーブ＝原克彦】スイスは18日、移民・難民の受け入れ政策が最大の焦点となった総選挙を実施し、即日開票に移った。最新の世論調査では第１党で反移民政策を掲げる右派の国民党が支持を拡大しており、議席数を伸ばす公算が大きい。
同日夜（日本時間19日未明）までに大勢が判明する見通しだ。
スイスの議会選挙は４年に１度で、上下院を同時に行う。国民投票による直接民主主義が浸透しているため、政権も合意形成を重視して五大政党が７人の閣僚ポストを分け合う大連立政権が続いている。
議席数に比べ閣僚が少ない国民党は、勝利後に配分の見直しを求める可能性がある。