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◆外来スズメバチ、九州で拡大中 高所に巣…駆除に苦慮
今年夏、本土で初めて北九州市で確認された外来種のツマアカスズメバチ。
3年前に見つかった長崎県対馬市では全域に広がり、
校舎やアパートの上層階にも巣を作って、養蜂にも打撃を与えている。
これ以上の拡大を食い止められるのか。水際での取り組みが続く。
14日、対馬市の郊外。
白い防護服と手袋を身につけた2人の駆除業者が高所作業車のリフトに乗り、
高さ約15メートルの電柱にできた直径約50センチの巣に近づく。
ノズルを差し込み、殺虫剤を噴射。
巣から出てきた10匹余のツマアカスズメバチに囲まれながら巣をはぎ取り、
ポリ袋に入れた。
約15分で作業を終えた川口誠さん(41)は「作業車が使えると楽だが、
木に登るときは1~2時間かかり、本当に大変」と語る。
市内の豊玉高校の松田芳誠(よしなり)事務長(48)は7月、
校舎4階にある図書室の窓の外にできたバレーボール大の巣に驚いた。
「こんな高いところに蜂の巣ができるなんて」。
市に翌日、駆除してもらった。「生徒が窓を開けていたら、と思うとゾッとする」
写真:赤褐色の腹部先端が特徴のツマアカスズメバチ=上野高敏准教授提供
URLリンク(amd.c.yimg.jp)
朝日新聞デジタル 2015年10月18日(日)1時19分
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
■以下は関連スレニュースです。
◆中国原産の危険なツマアカスズメバチ、韓国人が対馬へ持ち込み・定着を確認
韓国や欧州で人間の被害や生態系への影響が大きな問題になっている、
中国原産のスズメバチ「ツマアカスズメバチ」が長崎県の離島、
対馬に侵入、定着していることが、地元の自然愛好家や対馬市、
九州大の上野高敏准教授らの調査で10日までに確認された。
攻撃的で、健康被害とともに、餌になるニホンミツバチなど
在来の昆虫の棲息や生態系への悪影響が懸念される。
環境省も対馬での棲息状況や生態の調査を始め、
防除対策の検討に乗り出した。
上野准教授は「繁殖力が強く、本土に侵入したら分布が急拡大し、
被害が深刻化する可能性が高い。早めの駆除対策が必要だ」と警告した。
ツマアカスズメバチは最大で体長が3センチ程度になるスズメバチの一種。
昆虫などを捕食するほか、巣を刺激すると執拗に人間を追尾することが
知られている。
日本に広く分布するオオスズメバチよりは小さいが、
対馬にもいるヒメスズメバチより攻撃性ははるかに高いという。
野准教授が昨年、現地調査を実施した結果、ツマアカスズメバチの定着を確認し
韓国と欧州に侵入したタイプと同一であることを明らかにした。
対馬北部では多数の巣が見つかり、養蜂に使うニホンミツバチを
捕食していることも分かった。
対馬との間に定期航路がある韓国から船に乗って侵入した可能性が高いという。
対馬市は巣が確認された場合は専門家を派遣して駆除するとの
対策を取っているが、上野准教授によると、巣は駆除が困難な高い木の上や
崖の上などにも多く、現状の対策では分布拡大を防ぐには不十分だという。
解説図:URLリンク(fast-uploader.com)
スポニチ 2014年3月10日 09:11
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