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ロシア軍、シリアで新型クラスター爆弾使用か 人権団体
【AFP=時事】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ
(Human Rights Watch、HRW)は11日、シリアで新型のクラスター爆弾が
使用されたとしてロシアを非難した。ただ、ロシア軍の航空機から投下されたのか、
ロシアから提供を受けたシリア政府軍が使用したのかは特定できないとしている。
米ニューヨーク(New York)に本拠を置く同団体によると、クラスター爆弾が
今月4日、シリア第2の都市アレッポ(Aleppo)南西のカフルハラブ(Kafr Halab)村に
投下されたことを示す写真を入手したという。
HRWのナジム・ホウリ(Nadim Houry)中東担当副所長は
「新しいタイプのクラスター爆弾がシリアで使用されている。これらが今後何年にも
わたってシリア市民を苦しめることになることを考えると、憂慮すべき事態だと
思っている」と述べ、「ロシアもシリアもクラスター爆弾は使うべきではないし、
両国とも、国際的な禁止条約に直ちに加入すべき」だと語った。
ロシアは9月30日にシリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領の
反対派に対する空爆を開始。クラスター爆弾は1発の親爆弾に数十~数百の子爆弾が
収納されており、ロケットで発射されたり戦闘機から投下されたりする。
飛び散った子爆弾が不発弾となって残り、長期間にわたり市民の生命を脅かす
ことから、使用が広く禁止されている。【翻訳編集】 AFPBB News
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シリアでロシア製クラスター爆弾使用 人権団体が確認
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