【社会】「中年フリーター」のあまりにも残酷な現実at NEWSPLUS
【社会】「中年フリーター」のあまりにも残酷な現実 - 暇つぶし2ch1:野良ハムスター ★
15/10/10 09:30:03.03 *.net
アルバイト、パート、派遣、請負など非正規労働者の増加が止まらない。
平成元年(1989年)に817万人で全体の約2割だった非正規労働者は2014年に1962万人まで増加。
全体の37%と4割近くに迫っている。今や労働者の実に3人に1人が非正規だ。
中でもこれから深刻な問題として顕在化してくるのが「中年フリーター」の問題だ。
その中心は1990年代半ばから2000年代半ばに新卒として社会に出た「就職氷河期世代」の非正規労働者だ。
氷河期最初の世代はすでに40代に突入。年齢的に正社員に就くのが困難であるだけでなく、
体力の衰えとともに働けなくなってくる。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの尾畠未輝研究員の試算によると、
35~54歳の非正規(女性は既婚者を除く)の数は2000年から増加、直近では273万人に上る。
■親のためにUターンも派遣社員を転々
「本当は正社員として働きたかった。安定した生活が保障された中で、自分の人生を設計したかったです。
振り落とされないように必死になって、社会にしがみついている状態です」
兵庫県に暮らすAさん(42)は就職氷河期世代。工業高校を卒業後、大手流通企業に
正社員として就職したものの、家庭の事情から非正規労働者になり、職を転々。
今はセールなどの掘り出し物を見つけてはネットオークションで売りさばき、生計を立てている。
Aさんの人生が狂いだしたのは1996年、23歳のとき。母親の面倒を見るために兵庫に帰郷し、
派遣会社社員として大手メーカーの系列会社で働き出した。
最初の派遣先は半年ごとの更新だったが、わずか1年で雇い止め。Aさんは実家を離れて近隣県に
「出稼ぎ派遣」に行く。仕事の内容はガラス工場のオペレーターだった。ただ3カ月で雇い止めに遭い、
実家へ出戻り。近所の食品会社工場の契約社員になった。それも2年後に過労で辞職。
しばらく休養した後、別の派遣会社に登録し、再び大手メーカー系列の会社で仕事した。
正社員を募集していた職場では、次々に落とされた。
「社員にならないか?」と誘う企業がなかったわけではない。
リフォーム会社の訪問販売で給与は出来高制。ネットで調べてみると、“ブラック企業”だった。
結局、阪神大震災の翌年である1996年から約10年間で、派遣や契約社員、
嘱託などの非正規待遇で10社ほど渡り歩いた。時給はだいたい900~1200円だった。
さらにAさんを苦しめたのが2006年のライブドアショック。少ない資産を少しでも増やそうと
株式投資をしていたが、裏目に出てしまった。これを機に残った株をすべて処分。
現在は前述のようにネットオークションで生計を立てるようになった。
「地元で面接受けられる会社はすべて行ってしまっていたので、事実上、就職できなくなった。
車の免許を持っていないので、遠くに行くこともできない」
>>2に続く
URLリンク(toyokeizai.net)


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