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10月4日 1時51分
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合を巡り、甘利経済再生担当大臣は、アメリカのフロマン通商代表と会談したあと、記者団に対し、
日程を24時間、延長したいというアメリカ側の提案を受け入れるとともに、交渉が継続される見通しとなったことを明らかにしました。
アメリカ南部のアトランタで行われている、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加12か国による閣僚会合で、交渉を主導するアメリカは日本時間の3日夜の首席交渉官による会合で、
再度、閣僚会合の日程を延長したいと提案しました。
これを受けて、甘利経済再生担当大臣は、アメリカのフロマン通商代表と個別におよそ30分間、会談しました。
このあと甘利大臣は記者団に対し、フロマン通商代表から、バイオ医薬品や乳製品などで、関係国と交渉を続けていることから、さらに24時間、交渉日程を延長してほしいという要請があったことを明らかにしました。
そのうえで、甘利大臣は、「私からは、バイオ医薬品などを必ず決着させること、日本の政治日程があるので、これ以上の延長は絶対に受け入れられないことの2つの条件を伝えた」と述べたうえで、
アメリカ側の提案を受け入れたことを明らかにしました。
また甘利大臣は、各国ともアメリカの提案を受け入れ、交渉が継続される見通しとなったことを明らかにしました。
TPPの閣僚会合は、焦点となっている、バイオ医薬品の開発データの保護期間や、乳製品の関税の取り扱いなどを巡って、
アメリカと、オーストラリアやニュージーランドなど関係国との間の溝は依然埋まっておらず、大筋合意に向けた大詰めの交渉が続いています。
引用元:URLリンク(www3.nhk.or.jp)