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2015.10.3 13:25
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)で牛肉の関税引き下げに合わせて日本が導入する緊急輸入制限(セーフガード)は、
4年程度発動実績がなければ撤廃することで日米が合意したことが2日、分かった。
米ジョージア州アトランタで日米が続けている農産品交渉で固まった。
牛肉のセーフガードは、現在38・5%の関税が9%に引き下げられる協定発効15年目に、米国を含む輸入の総量が約73万9千トンを超えたら発動することなどがこれまで決まっていた。
73万9千トンは近年で最も輸入が多かった2000年と同水準で、これを超える輸入はセーフガードの発動で制限する。
一定期間発動がなければ撤廃するとの規定は、厳格な制限措置の導入と引き換えに日本が譲歩したとみられる。(共同)
引用元:URLリンク(www.sankeibiz.jp)