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【日本の議論】
認知症老人の財産がシャンパンタワーに消え… 弁護士らの専門職後見人の横領続出
認知症高齢者のなけなしの財産は、後見人の弁護士のキャバクラでの「シャンパンタワー」に消えた。
認知症の高齢者などの資産を管理する弁護士や司法書士などの「専門職」後見人による資産の横取りが
止まらない。専門職後見人は、親族の後見人よりも専門的な能力があるとして、急増しているが、
それに伴って不正被害も増加。昨年には、専門職後見人による不正被害が過去最悪の約5億6千万円を
記録した。後見人をさらに監督する後見監督人の選任などの対策は進められているが、専門家は
「不正を警戒するあまり、本人のために資産が十分活用されない可能性がある」とジレンマも指摘する。
■後見人務める弁護士、キャバクラで豪遊、原資は認知症高齢者の財産
若い女性の嬌声が飛び交う東京都内のキャバクラの店内で、初老の男の指示に従い、タワーのように
積まれたグラスの上から、店員がシャンパンをなみなみと注いでいく。こぼれ落ちる滴りがさらに
下のグラスを満たし、シャンパン1本があっという間に空になる。
「シャンパンタワー」-。常連客のなかでも限られた得意客にしか許されないサービスだ。
この日の支払いは優に100万円を超えた。初老の男はその様子に満足を覚えたのか、その後も
一晩100万円超を何度も店に落としていった。
店内でその光景を目にしたホステスも客も、その原資は知るよしもない。支払いの元手は、認知症の
高齢者らが老後のためにこつこつとため続け、全幅の信頼を置いてこの初老の男に預けたはずの資産だった。
警視庁捜査2課は今年7月、後見人を頼まれた高齢者の資産を着服したとして、業務上横領容疑で、
当時弁護士をしていたこの男(48)を逮捕した。
「着服したカネはキャバクラでの遊興費や事務所の経費に充てた」。男はそう供述し、容疑を認めているという。
捜査関係者によると、被害を受けたのは80~90代の女性3人。いずれもこの男が後見人として、
3人の資産を管理。介護施設への支払いが滞ったことでいったんは発覚したが、その後も犯行を継続。
現金のみならず、不動産なども売却して着服し、被害額は1億円以上に上った。
「立場を悪用した極めて卑劣な犯行」。捜査関係者は憤りを隠さない。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
産経ニュース 2015.10.2 07:00更新
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