15/09/15 10:53:32.48 *.net
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安全保障関連法案の18日までの成立を目指す与党と、阻止&廃案で対抗する野党のガチンコが、
いよいよ緊迫度を増してきた。大詰めの集中審議が行われた14日の参院特別委員会では、
「法案が成立したら(問題の)内容を把握して検討する」と「成立ありき」を公言した中谷元防衛相の本末転倒の答弁に、
野党が「何のための国会審議だ!」と反発。中谷氏の答弁を中心に20回近く審議が止まり、終始混乱した。
衆院審議から答弁がフラフラで、野党のターゲットになってきた中谷氏。問われた法案の条文を答えられない場面もあり、
何度も立ち往生。官僚が差し出すペーパーを手に答弁席に立つ姿には、失笑が漏れた。
それでも、与党は早ければ16日、遅くても17日の委員会採決、18日の成立を目指す。強行採決に踏み切る可能性が高い。
19日から秋の大型連休が始まるため、連休前に成立させたい与党の日程案は、当初から「国民不在」の中で動いている。
14日、衆院再可決で法案成立が可能な「60日ルール」も適用可能になった。野党は内閣不信任決議案や閣僚らの問責決議案を連発して、
趣旨説明にも時間をかける「時間稼ぎ」で、徹底抗戦する構えだ。
「18日までの成立」を誰より強く求める首相は、民主党の重鎮北沢俊美元防衛相に「反対する者は黙っていろ、という(首相の)姿を、
国民は見抜いている」とただされ「真摯(しんし)に受け止めたい」と述べる一方で、淡々と答えた。「この国会で成立させたい。
決意が変わることはありません」。【中山知子】