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「シェシェシェ」切りつけ男に懲役２年６か月を求刑
危険ドラッグを使用して隣人の女性を切りつけた男に、懲役２年６か月を求刑です。
無職の田中勝彦被告（３２）は去年１２月、東京・世田谷区で危険ドラッグを使用し、
自宅マンションの隣の部屋に侵入。住人の女性をナイフで切り付け、けがをさせた傷害などの
罪に問われています。田中被告は逮捕時、「シェシェシェのシェー」と意味不明な言動を繰り返し、
犯行の記憶はほとんど無いと主張しています。
２５日の論告で検察側は、「被告は薬物を摂取すると暴力的になることを知りながら
危険ドラッグを使用した」「犯行は日ごろのうっぷんを晴らすためだった」として、懲役２年６か月を求刑しました。
また、追加で行われた被告人質問で、田中被告は「薬はもうやらない」と述べましたが、
検察官の質問には「何度も同じ事、聞きすぎ」「わかるわけねーじゃん。いいかげんにしろ！」と
声を荒らげる場面もありました。（25日16:50）