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兵庫県警明石署は１９日、３月に電車内で痴漢行為をしたとして、兵庫県加古川市の会社員（５２）を
県迷惑防止条例違反（痴漢）の疑いで逮捕した。
犯行を目撃した乗客がスマートフォンで撮影した動画をきっかけに、同署が会社員を割り出したという。
発表によると、会社員は３月１０日午後８時２０分頃、ＪＲ山陽線西明石―大久保間の下り普通電車内で
神戸市西区の女性（１９）の尻を触った疑い。容疑を認めているという。
署によると、会社員の近くに立っていた男性（３４）が痴漢行為を目撃し、「証拠を残さなければ」と、
スマートフォンで動画撮影。男性は、会社員を大久保駅で駅員に引き渡そうとしたが逃げられていた。
同署が動画を解析して、女性を捜し出し６月に被害届を出してもらうとともに、映っていた男の横顔やスーツ、
かばんなどを基に、自宅の最寄り駅を特定して張り込み、会社員を見つけた。
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