15/08/19 11:26:07.25 *.net
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
岩手知事選、初の無投票か…達増氏の3選濃厚に
2015年08月19日 07時28分
岩手県知事選が20日、告示される。
現職の達増拓也氏(51)以外に立候補の動きはなく、達増氏が無投票で3選する可能性が
濃厚となっている。無投票になれば、岩手県知事選が公選制となった1947年以来初めてとなる。
達増氏は昨年11月、初当選時に「原則2期8年」としていた公約を撤回し、今回の知事選に
3選を目指して無所属で出馬することを表明した。〈1〉本格復興の推進とその先の
三陸振興〈2〉若者や女性の活躍支援と「生きにくさ」の解消〈3〉地域医療の充実といきいき
健康社会―など八つの柱で構成するマニフェストを発表している。
民主党県連が支持、生活の党本部が支援、共産党県委員会が自主的な支援を決め、
維新の党も支援に回る。社民党県連も「自主投票」としながら「反自民」を打ち出し、実質的に
達増氏支援としている。政治的に近い生活の党の小沢一郎共同代表が野党協力を呼びかけていた。
達増氏は盛岡市出身。東大法学部卒業後、外務省に入省。1996年の衆院選岩手1区で
新進党から出馬し、初当選した。4期目途中で、2007年の知事選に民主党推薦で出馬し、
初当選。東日本大震災で延期された11年9月の知事選で再選を果たし、震災からの復興を
引っ張ってきた。
知事選を巡っては、平野達男参院議員(61)が4月、元復興相としての経験を生かし、
「歩いて県民の声を聞く知事になりたい」と立候補を表明。自民、公明などが支援し、
野党の支援を受ける達増氏と実質的な「与野党対決」の構図となっていたが、平野氏は
8月7日、「安全保障のあり方が最重要課題に浮上し、県政のあり方が論点になりづらい
状況が生じた」として立候補を取りやめた。