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【シドニー共同】オーストラリア・シドニー近郊のストラスフィールド市議会は11日、
韓国系団体などが設置を求めていた旧日本軍の従軍慰安婦問題を象徴する少女像について、
設置を認めないことを全会一致で決めた。採決に参加した6人全員が設置に反対した。
移民を含む多くの民族が共生する多文化主義のオーストラリアで、出身国に絡む歴史認識問題を持ち込めば
地域の分断につながりかねないとの懸念が強まり、設置を認めない決定につながった。
市議会は同日の特別議会で賛成、反対両派の市民ら計8人から意見を聞き、利害関係がある韓国系を除く市議6人で採決した。
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