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創価学会員の乱「連立の離脱も選択肢の一つ」 婦人部ソッポで集票組織が崩壊〈週刊朝日〉
dot. 2015年8月5日 07時07分 (2015年8月5日 07時52分 更新)
「平和の党」でありながら、安倍自民党の安保法制を認めた公明党。その姿勢に
学会員が怒りを露にしている。
学会員の怒りが特に激しいとされるのが、かつて池田名誉会長が選挙運動の
先頭に立ち「常勝関西」と言われた関西地方だ。関西の創価学会関係者が語る。
「『平和の党』の最後の砦であるはずの安保法制に簡単に賛成され、会員の怒りが
一気に高まった。集会で『もうやってられない』と声を荒らげて公然と批判する会員も
いたし、安保法制反対のデモにも、それなりの人数が自然発生的に駆けつけて
声を上げている。地域をたばねる幹部が見つけて後日連絡すると、
『平和を呼びかけて何が悪いのか』と言い返され、反論できなかったそうです」
関西の会員が動揺している背景には、5月の大阪都構想の住民投票をめぐる
ゴタゴタもある。都構想に反対していた公明党が、住民投票の実施には一転して
賛成に回り、学会は早々に自主投票を決めたのだ。
不可解な動きの裏を学会関係者がこう解説する。
「昨年12月の衆院選の際、維新の党から、橋下徹氏ら党幹部を立候補させ
公明党大物が立候補する小選挙区にぶつけると宣言されました。ビビった
公明幹部らは回避のため、菅義偉官房長官の仲介で維新と“密約”を結び、
住民投票への協力を約束しました」
だが、こうした「密室談合」が公明党への反発につながったという。前出の関西の
学会関係者が語る。
「住民投票では『自民党と維新を組ませて、公明党を平和の党に戻したい』と、
あえて都構想賛成で活動した会員までいた。公明党が与党になって以来、
弱い人同士が助け合っていくという学会の教えから、学歴のある強い者、
上から目線の組織に変わりつつある。末端メンバーや地域の幹部の声は、
なかなか上には届かなくなっている」
このジレンマから抜け出すため、学会員らが口にするのは、自民党との
「連立解消」という選択肢だ。愛知県武豊町議の本村強氏(62)はこう語る。
「連立を離脱して自分たちの思いを貫くことも一つの選択肢です。『離脱せよ』との
会員からの声も私のところにたくさん届いています。今の公明党は与党として
自民党のブレーキ役を果たすと言っていますが、実態はアクセル役になって
しまっている」
公称827万世帯の会員を抱え、圧倒的な集票力を誇る創価学会が離反するような
ことがあれば、自民党の天下が揺らぐ一大事だ。果たしてそんな事態が訪れるのか。
東洋大学の薬師寺克行教授(現代政治論)は「公明党が連立を離脱する選択肢は
あり得ない」と言い、こう語る。…
以下はソース元で。
★1:2015/08/05(水) 10:43:44.69
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