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アメリカのハワイで行われているＴＰＰ（＝環太平洋経済連携協定）の閣僚会合は、２日目を迎えた。合意に向けた進展はあったのか？現地から反町礼記者が報告。
閣僚会合の２日目は、最も難しい課題である知的財産の問題を話しあった。しかし、終了後、甘利経済再生相は苦渋のコメントを残した。
甘利経済再生相「まだかなり大きな隔たりがあります」「（Ｑ：米国側が歩み寄りとの報道があるが？）うーん…そういうふうには今日の時点では感じられませんでした」
知的財産の分野では、新しく開発された薬のデータを何年保護するかでアメリカと新興国が激しく対立している。交渉関係者によると、日本時間３０日午前から行われた交渉ではまとまらず、焦点は翌日の全体会合だとしている。
一方、関税についての交渉で日本政府は、日本からＴＰＰ参加国へ輸出する陶磁器について関税撤廃を求め、調整が行われていることが関係者への取材でわかった。
日本が誇る地場産業が海外に進出しやすくなることが狙い。閣僚会合は残り２日。
交渉会場では夜更けが近づいた今も部屋の明かりがたくさんついており、しばらくはタフな交渉が続くことになりそうだ。
ソース元に動画あり
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