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来日中のスウィフト米太平洋艦隊司令官は21日、東京都内で記者会見し、
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺など東シナ海での日中対立は外交解決を模索すべきだとした上で、
偶発的衝突が万が一発生した場合について「米大統領から命令があれば、対応する用意はある」と表明した。
オバマ米大統領は尖閣諸島に関し、日本防衛義務を定めた日米安全保障条約5条の「適用対象」と明言している。
太平洋艦隊が中国と対峙する可能性を示唆することで中国をけん制する狙いがあるとみられる。
東シナ海での日中の対立について「武力行使は正しい判断ではない」とし、
日中両国だけでなく多国間による外交解決を目指すべきだと強調。
同時に「太平洋艦隊は(偶発的衝突に)対応できる準備が整っており、とても満足している」と述べた。
安倍政権が今国会成立を目指す安保関連法案に関しては、日本が決めることだと断った上で「成立すれば、
日米両国の(安全保障)関係を深める良い機会になる」と期待感を示した。(共同)
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