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元少年の手記出版 遺族が法整備を要望
平成9年に神戸市で起きた児童連続殺傷事件の手記が出版されたことを受けて、被害者の
父親は、事件を起こした加害者が本を出版する場合は被害者や遺族の同意を得なければ
ならないとして、法律の整備を求める要望書を国会議員に提出しました。
要望書を提出したのは、平成9年に神戸市須磨区で起きた児童連続殺傷事件で息子を
殺害された土師守さんです。
土師さんは、事件の加害者の元少年が先月、手記を出版したことを知り、「遺族の心情を
傷つけるものだ」として出版社に抗議しました。
土師さんは、出版社が本を回収しないのは適切な対応ではなく、新たな法律の整備が必要だ
として、犯罪被害者の支援を検討する自民党のプロジェクトチームの鳩山邦夫議員に要望書を
手渡しました。
要望書では、殺人など重大な事件の加害者が事件に関する本を出版する場合は被害者や
遺族の同意を得なければならないとしたうえで、違反に対しては出版で得た利益の没収や
罰則を定めるよう求めています。
土師さんは「大切な子どもの命が奪われ、どん底に落とされたあと、平穏な生活を取り
戻しかけていたのに、再び精神的な被害を受けた。今後も同じようなことが起こりうるので、
何らかの規制をしてほしい」と話していました。
NHK NEWS WEB 7月15日 16時36分
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