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■川内再稼働、8月10日にも…国内原発2年ぶり
九州電力は9日、川内せんだい原子力発電所1号機(鹿児島県、出力89万キロ・ワット)の原子炉を
8月10日にも起動し、再稼働させる方針を固めた。
実際に発電を始めるのは同13日前後になる見通しだ。
九電は今月7日から、燃料棒を束ねた157体の燃料集合体(縦横約20センチ、長さ約4メートル)を
原子炉に入れ始め、10日未明にその作業を完了した。
原子力規制委員会は今後、燃料の配置や配管の状態などを検査する。九電は、重大事故を想定した
大規模訓練を月内にも実施する計画で、8月10日頃までに一連の準備が全て終わり、再稼働できると
判断した。
原発を再稼働させる作業では、まず核分裂反応を抑える制御棒を引き抜いて原子炉を起動する。
これが事実上の再稼働となり、約半日後には、核分裂反応が連鎖的に起きる「臨界」に達する。起動後
3日程度で発電、送電ができるようになる。この後、規制委の最終検査を経て、9月中旬に営業運転に移る。
国内の原発は、関西電力大飯原発4号機(福井県)が2013年9月に停止して以降、全43基が停止した
状態が続いており、約2年ぶりの再開となる。川内原発は、東京電力福島第一原発とは違うタイプの
「加圧水型」で、規制委による安全審査が比較的早く進んだ。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp) 読売新聞(YOMIURI ONLINE) (2015年07月10日 03時00分)配信