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ユネスコ 新たな世界遺産登録の審議始まる
7月3日 17時51分
ユネスコ=国連教育科学文化機関の委員会は、新たに登録する世界遺産についての審議を始め、
36件の候補のうち日本が推薦する「明治日本の産業革命遺産」は日本時間の4日夜、審議される見通しです。
ドイツ西部のボンで開かれているユネスコの世界遺産委員会は3日、各国からの推薦を受けた
36件の候補について、新たに世界遺産に登録するかどうかを決める審議を始めました。
対象になっているのは、文化遺産が30件、自然遺産が5件、文化と自然の両方の価値がある複合遺産が1件です。
このうち日本が推薦する「明治日本の産業革命遺産」は、福岡県の八幡製鐵所など九州の5つの県と、
山口県、岩手県、それに静岡県の合わせて23の資産で構成されています。
これらの遺産群は、西洋で始まった産業化が非西洋国家では初めて日本で成功したことを示しているとされ、
ことし5月、ユネスコの諮問機関が世界遺産への登録を勧告しました。
世界遺産委員会の21の委員国のうち、韓国は当初「戦時中に朝鮮半島の人々が強制徴用された施設がある」
などとして登録に反対の立場を取りましたが、先月の日韓外相会談で、韓国側の推薦案件と共に登録されるよう
両国が協力していくことで一致しました。
また政府は、外相会談で韓国側の主張に一定の配慮をする意向を示したことを踏まえ、
委員会の場で両国がそれぞれどのような発言をするのか、韓国側と最終的な調整を進めています。
日本の遺産群を巡る審議は、日本時間の4日夜、行われる見通しです。
NHK NEWSWEB
URLリンク(www3.nhk.or.jp)