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東京五輪、福島開催を希望＝「復興への勇気を」－遠藤担当相
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遠藤利明五輪担当相は１日、東京都内で合同取材に応じ、東日本大震災被災地での２０２０年東京五輪・パラリンピック
開催について「可能であれば福島県で予選（１次リーグ）などをできればありがたい」と述べ、同県での競技実施を求める考えを示した。
遠藤五輪相は理由について「スポーツを通じて、復興に努力している被災地の皆さんを勇気づけたい」と説明。「仙台では（東京五輪の）サッカー１次リーグがあり、釜石はラグビー・ワールドカップの会場となっている」と語った。
福島県での競技開催をめぐっては、これまで内堀雅雄知事が舛添要一東京都知事に要望を伝え、同知事は前向きな意向を示していた。
また、２０年東京五輪で開催都市が提案する追加競技として有力視されている野球・ソフトボールに関し、野球で米大リーグからの参加が難しいとされる点について遠藤五輪相は
「五輪には最高の選手が出るのが理想だが、それぞれの種目の状況による。２３歳以下が出場するサッカーも本当の最高の選手ではない」との見解を示した。 ［時事通信社］
時事通信