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【アテネ=上地洋実】ギリシャ政府は29日、7月5日に行う国民投票の投票用紙を公開した。
国民投票では、欧州連合(EU)などが金融支援の条件として示した構造改革案の受け入れの賛否を問う。
投票用紙には、上から「いいえ」「はい」という順で空欄が並び、有権者はどちらかにマークする。
チプラス首相は、反対票を投じるように国民に呼びかけていることから、「『いいえ』を先に記載したのではないか」との臆測を呼んでいる。
投票用紙には、「EU、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)が、6月25日に提示した二つの合意案を受け入れるべきか?」
という問いが書かれている。ギリシャ内務省は6月29日、付加価値税(日本の消費税に相当)の増税や防衛費の削減など10項目からなる、
EUがギリシャに提示した改革案の中身を同省のウェブサイトで公表した。
だが、同国政府からの公式な改革案の説明はこれだけで、国民に周知されているとは到底言えない状況だ。
政府は、「投票日当日には各投票所に改革案の中身を貼り出す」(内務省報道官)としているが、投票所で改革案の中身を
初めて知らされる有権者が続出する可能性がある。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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