【若者のクルマ離れ】根源的理由 そもそも日本人は運転が好きではなく、向いていない★2at NEWSPLUS
【若者のクルマ離れ】根源的理由 そもそも日本人は運転が好きではなく、向いていない★2 - 暇つぶし2ch1:DQN ★
15/06/25 08:22:06.50 *.net
 日本のスポーツカー事情が上向き始めたようにみえる。マツダのロードスター、そしてホンダのS660
と、手頃で上出来な新型国産スポーツカーが立て続けにデビューしたことで、メディアへの露出機会も多
くなり、“スポーツカー気分”が醸造されてきた。
 折しも円安が進行し日本の株価は上がり、自動車メーカーは潤いを取り戻し、スポーツカーのようなあ
る意味“不必要”なフィールドの面倒をみる余裕が出てきたのかもしれない。先月13日、トヨタ自動車とマ
ツダが業務提携に関して共同記者発表を行い、両社のトップが「楽しいクルマをつくっていこう」と声を
合わせた。
 いずれにせよ、少なからずスポーツカーに注目が集まってくれば、自動車産業の“気分”もなんとなく上
向き、華やぐもの。そのこと自体がスポーツカーというものの大切な存在理由なのだろう。
 筆者のような自動車専門の物書きがスポーツカー話で盛り上がっていると、必ずと言っていいほどこう
いう話になる。
「これで、若者のクルマ離れを食い止めることができたらいいのですが……」
 結論からいうと、若者のクルマ離れどころか、日本人のクルマ離れトレンドは、国内自動車メーカーが
束になって「運転の楽しいスポーツカー」をつくり始めたとしても(そんなことはないだろうが)、鈍化
こそすれ、そのベクトルを大きく変えることはできないだろう。
 この場合のクルマ離れとは、「クルマを必要としなくなる」ということでは決してない。20世紀型も
しくは欧米型のクルマに対する憧れや興味をなくす、という意味で、要するに根強いクルマ文化待望論か
らの脱却を意味する。ドライビングファンを中心とした極めてホビー的要素の強いクルマ信仰(主役はス
ポーツカー)からの、ひと足早い、“卒業”でもあるだろう。
 そこで今回は、日本人のクルマ観を掘り下げて考察しつつ、クルマ離れやクルマ文化論について考え、
未来の日本車のあるべき姿をあぶり出してみたい。
本当にクルマの運転は楽しいものなのだろうか
 高性能スポーツカーやモータースポーツといったクルマ文化なるもののキーワードの根源には、いずれ
もドライビングファンが横たわっている。運転は楽しい。クルマ好きにとって、それは絶対的信仰的フレ
ーズだ。筆者もそう思う。そう信じてこの仕事にいそしんでいるし、人生における最も大切な趣味にもな
っている。
 まずは、それを疑ってみることから始めてみたい。本当にクルマの運転は楽しいものなのだろうか。そ
のことを真面目に考えてみれば、ひょっとして若者たちがクルマへの興味を失いつつある本質的な理由が
みえてくるかもしれない。
 どうしてクルマの運転は面白いのか? その理由を、大のクルマ運転好きである筆者が昔を思い出しつ
つ、まずは語ってみよう。
 クルマの面白さとは、根源的には「機械を操ることの楽しさ」に由来すると思われる。子供たち、特に
男の子は、今でもみんな持っているはずだ。動く機械への憧れ、仕組みへの好奇心、そして、その実践に
対する欲望、などなど。母親から教わるのでは決してない。本能的
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