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民事訴訟判決文４１か所誤り…計算ミス・曜日も
2015年06月23日 07時27分
今年４月に東京地裁で判決が言い渡された民事訴訟の判決文に４１か所の誤りがあったとして、
原告側が地裁に訂正を申し立てたことが分かった。
２２日に記者会見した代理人弁護士は、判決文の誤字などはまれにあるが誤りが多数に上るのは極めて
異例とした上で、「判決の結論に直結する部分で、司法に対する信頼を損ねる」と批判している。
代理人の川人かわひと博弁護士によると、誤りがあったのは、東京都内の男性麻酔科医（６１）の
労災を巡る損害賠償請求訴訟の判決。地裁が男性の労働時間を集計した一覧表の数字に１２か所の
計算ミスがあり、２６か所に間違いが派生。曜日なども３か所誤っていたという。
男性は２００７年、勤務中に脳出血で倒れ、現在も意識不明という。労働基準監督署が労災認定し、
男性側は１０年に勤務先の病院に３億円超の支払いを求めて提訴したが、地裁は労災を認めず、
男性側は東京高裁に控訴している。
YOMIURI ONLINE
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