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2015/06/21(日) 10:03:21.58
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【アテネ福島良典】安土桃山時代のキリシタン大名、高山右近(1552~1615年)が近く、
キリスト教カトリックで最高位の「聖人」に次ぐ「福者」に認定される見通しとなった。
バチカン(ローマ法王庁)の神学審査委員会が、18日に認定手続きを進めることを了承した。
◇国外追放され殉教
今後、高位聖職者である枢機卿の会議を経て、フランシスコ・ローマ法王が承認する
。発表は今年末~来年1月になる見込み。
「列福式」は来年中に日本で開催される予定だ。
法王は今年3月、日本司教団との会見で列福式に「可能なら行きたい」と述べたという。
今年は高山右近の没後400年にあたり、日本司教団や関係地方自治体などが働きかけを強めてきた。
高山右近は12歳の時に洗礼を受け、高槻城主となって織田信長や豊臣秀吉に仕えた。
「バテレン追放令」を出した秀吉に棄教を迫られたが拒否し、
徳川家康による国外追放令を受けてフィリピン・マニラに渡り、現地で死亡した。
「福者」としての認定をバチカンに申請するにあたり、日本司教団は当初、
高山右近が「奇跡」を起こしたという証明が必要な「証聖者」として申請したが、それの不要な「殉教者」に切り替えた。
カトリックでは迫害下に信仰を死守した殉教者を崇敬しており、
バチカンは「流刑や追放の責め苦を受けながらも一生を神にささげた者」も殉教者と認める立場を取っている。
日本では、江戸時代初期の17世紀前半に殉教した司祭・修道者・信徒188人が福者と認定され、
2008年に長崎で列福式が開かれた。