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■富士山噴火に備え初の避難マップ 山梨県が4パターン公開
山梨県は11日、富士山の突発的な噴火を想定した避難ルートマップを初めて策定し、
ホームページで公表した。1000~1700年前に発生した噴火を基に、山梨側で予想される4パターンに分け、
それぞれのケースで逃げるべき方向を矢印で示した。
夏山シーズンには近年、30万人前後が富士登山に訪れ、そのうちの6割が山梨側の吉田口から登る。5
合目付近を散策する観光客も多い。
富士山は噴火が想定される火口に複数の可能性があり、予知や防災が難しいとされる。マップでは
避難路のほか、火口の場所に応じて噴石や火山灰が到達する可能性がある範囲も示した。既存路を
下山するケースのほか、複数の火口が連なる火口列や溶岩流が道を分断した場合、いったん山頂方向へ
登るケースもある。
噴火パターンは(1)山頂西側に火口ができ、西方向に流れた溶岩流が富士スバルラインを分断
(2)火口列が同ラインを分断し、溶岩流が北西方向に流れる(3)火口列が同ラインを分断し、溶岩流が
北北西と北北東方向に流れる(4)火口が吉田口登山ルート付近にでき、北東方面に流れた溶岩流が
林道滝沢線を分断―の4通り。
山梨県はこれまで麓の住民向けに噴火時のハザードマップを作成していたが、昨年9月の御嶽山噴火を
きっかけに入山者の安全確保策を検討。突発的な噴火で主な道路が通れなくなった場合も想定し、徒歩で
避難できる登山道や林道の現地調査を進めていた。
県は入山者にマップの持参を呼び掛け、安全に避難するための目安にしてもらいたい考えだ。
今後、高齢者や外国人の誘導策を考慮し、改良していく方針。静岡県も今秋をめどに、富士山噴火を
想定した避難ルートマップの策定を進めている。〔共同〕
URLリンク(www.nikkei.com)
日本経済新聞 URLリンク(www.nikkei.com) (2015/6/11 12:58)配信
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