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“ブラックバイト”塾講師の大学生ら労組結成
6月4日 16時52分
学生がアルバイト先で残業代が支払われないなど不当な扱いを受けるいわゆる「ブラックバイト」の
問題が相次いでいるとして、生徒を個別に指導する塾の講師として働くアルバイトの大学生らが
労働組合を結成し、労働条件の改善を申し入れることになりました。
この労働組合は全国の塾で講師として働くアルバイトの大学生や労働問題に取り組むNPO法人の
メンバーなどおよそ30人が結成したもので、「個別指導塾ユニオン」と名付けられました。
学生などがアルバイト先で不当な扱いを受ける問題を巡っては「ブラックバイトユニオン」
などの労働組合が結成されていますが、「個別指導塾ユニオン」によりますと、生徒を1対1で指導する
個別指導を売りにした塾で講師として働く学生からの相談が目立って増えているため、
業界を特定した組合を作ったということです。
授業の前後に働いても残業代が支払われないとか、講師の数が少ないため休みを取れないうえ、
なかなか辞めさせてもらえないといった相談が多いということです。
4日は労働組合を結成したメンバーが都内にある2つの個別指導塾の運営会社を訪れ、
団体交渉を行うよう申し入れの文書を手渡しました。申し入れを行ったあと渡辺寛人代表は
「多くの個別指導塾で授業の準備などの時間は賃金が支払われないなどの問題が起きているので、
悩んでいる人は相談を寄せてほしい」と話していました。
労働組合では会社側に労働条件の改善を求めていくほか今月、
電話相談を行って学生など塾で働いている人を支援していくことにしています。
運営会社のうちの1社は「申し入れに対して誠意を持って対応したい」としています。
NHK NEWSWEB
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