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米国の中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は22日、ロードアイランド州で講演し、経済が想定通り改善すれば「今年のどこかで最初の利上げを行うのが適切だ」と述べた。
景気を下支えしている事実上のゼロ金利政策を年内に解除する意欲を改めて示したものだが、時期の絞りこみは避けた。
4月末に開かれた金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨によると、
多くの参加者が6月16、17日の次回会合での利上げ判断に慎重な見方を示しており、市場では9月以降になるとの観測が強まっている。
イエレン氏は利上げの判断にあたり、「労働市場の継続的な改善を見極め、インフレ(物価上昇)率が中期的に2%に戻る合理的な確信を持つ必要がある」と述べ、
雇用の状況やインフレ見通し次第との認識を示した。
利上げのペースについては「ゆっくりしたものになる。正常な水準に戻るまで数年はかかる」と予想した。
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