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松野頼久代表率いる維新の党の新執行部が発足したが、行く末には暗雲が垂れこめている。
当初、橋下徹最高顧問(大阪市長)に近い大阪維新の会系を要職から外し、
松野氏に近い民主党出身者らを起用する「非大阪系執行部」構想が取り沙汰されたが、大阪系の猛反発で見送られたのだ。
新体制は、大阪系、民主党出身者、江田憲司前代表を中心とする旧結いの党系の均衡を重視した構成となった。
しかし、松野氏周辺では一時、民主党出身の松木謙公元農水政務官を幹事長に据え、大阪系の馬場伸幸国対委員長を退任させて、下地幹郎元郵政担当相を起用する案も検討されていた。
ただ、松木氏や下地氏の抜擢には「昨年末に加わった“外様”に誰がついていくねん!」(大阪系)などと反対意見が続出。
馬場氏は、松井一郎顧問(大阪府知事)の強い意向で国対委員長に就いた経緯もあり、結局、幹事長には旧結い系の柿沢未途政調会長を起用し、馬場氏は留任した。
政治評論家の小林吉弥氏は「馬場氏の件は相当もめたと聞く。松野氏は『ここで新体制がガタついては前に進めない』と判断し、苦渋の決断をしたのだろう」とみる。
とはいえ、松木氏が幹事長代行、下地氏が財務局長に起用されるなど、「全体的に大阪系が干されている印象」(小林氏)も拭えず、火種はくすぶり続けそうだ。
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