15/05/18 12:43:47.71 *.net
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大阪市を廃止し、5つの特別区を新設する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が17日投開票され、
わずか1万741票差の反対多数で否決された。敗れた大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長(45)は、
12月までの市長任期を全うした上で引退を明言した。
憲法改正に協力的立場だった橋下氏ら維新の一部を味方に、
悲願の憲法改正に弾みをつけたかった安倍晋三首相には大きな誤算の結末となり、戦略の練り直しを迫られそうだ。
投票結果は、反対意見が多い自民党内と対照的に、橋下氏を事実上バックアップしてきた安倍官邸にとって痛い「敗北」だ。
首相は来年の参院選後、憲法改正へ本格的に動く意向とされる。野党の立場ながら、官邸と異例の「相思相愛」を続け、
憲法改正にも協力を明言する橋下氏や松井一郎大阪府知事に、首相や菅義偉官房長官が丁寧な対応を続けてきた。
それだけに今後は、改憲に向けて想定したパートナー探しへ、戦略練り直しを迫られることになりそうだ。
首相は7月末までの成立を目指す安全保障関連法案審議でも、維新を取り込み、
成立阻止を目指す野党各党の足並みを乱す戦略だったが、こちらも見直しを余儀なくされる。
また、大阪都構想を評価する発言を続けてきた官邸と、橋下氏と対決した自民党大阪府連をはじめ党側には、
大きな溝も残った。これまでの「安倍官邸1強」体制の流れにも、少なからず影響する可能性がある。
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