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特定の人種や民族への憎悪をあおり立てるヘイトスピーチや、レイシズム(人種差別)をなくすことを
目的とする市民団体「反レイシズム情報センター(ARIC)」が10日、東京都内で設立記念シンポジウムを開いた。
研究者らが講演し、在日コリアンらが受けている差別の実態を政府が調査し、法整備に向けた議論を進めていくことの必要性を確認し合った。
シンポは「ヘイトスピーチ被害の実態把握に向けて―日本のレイシズムをどう『見える』ようにするのか」。
金明秀(キムミョンス)・関西学院大教授は「差別の実態が見えにくく、
被害の当事者が参加しながら政府の協力の下で調査をすることが重要だ」と指摘。
関東学院大などで非常勤講師を務める明戸隆浩さんが「被害実態を把握していくことで差別禁止法などの議論へと進めていける」と語った。
同センターの代表、梁英聖(リャンヨンソン)さん(32)=一橋大大学院修士課程=は
「日本政府が深刻な差別の存在を認めようとしないことに問題があり、
ARICとしてまず被害の調査をし、差別の『見える化』に取り組んでいく」と話した。
ARICは若手の研究者や学生ら約20人で3月に設立。
被害の実態調査や相談、講師派遣などの教育活動に力を入れていくという。
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