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「信玄が持参」伝承の秘仏、木箱ごとなくなる
読売新聞2015年05月09日 10時38分
山梨県笛吹市一宮町新巻の清泉寺で、本尊の木像「十三仏じゅうさんぶつ」がなくなっていることが8日、寺の檀家だんかへの取材でわかった。
既に盗難届が出され、笛吹署が窃盗事件とみて捜査している。
十三仏は、釈迦や文殊など13の仏が彫られた木像。
制作時期は不明だが、一宮町誌によると、戦国武将の武田信玄が戦勝祈願のため、合戦の際、陣中に持参したという伝承があるという。
十三仏は秘仏とされ、普段は高さ約50センチ、幅約35センチ、奥行き約25センチの木箱に収められ、3月の祭りの時にだけ公開される。
今年3月8日、祭りの準備のため、本堂奥の棚を確認したところ、木箱ごとなくなっていた。
本尊を最後に確認したのは、昨年6月だという。
本堂は普段無人で、檀家らが入り口の鍵を管理しているが、鍵が壊されるなど、荒らされた形跡はなかったという。
同寺の総代の男性(69)は、「十三仏は長年地域に伝わる宝。早く返してほしい」と話した。
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