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火山活動が続く箱根山で火山ガスの調査を行っている専門家が8日、現地調査を行い、一連の地震活動前に比べ、火山ガスに
含まれている二酸化炭素の割合が高くなっていることがわかった。
長年、箱根山で火山ガスの調査を行っている東海大学理学部の大場武教授は、箱根町の許可を得て、8日朝から大涌谷で火山ガスに
ついて調査を行った。その結果、先月に比べて火山ガスに含まれる二酸化炭素の割合が高くなっていることがわかった。
大場教授「4月24日がCO2(二酸化炭素)とH2S(硫化水素)の比が3.6だった。今回は4.4に上昇していました。
マグマから発生するガスの量が増えていることを意味している」
その上で大場教授は、地下のマグマが上昇し、火山活動が活発になっている可能性があると指摘している。大場教授は、この
データだけでは噴火の前兆かどうかはわからないとしているが、今後も定期的に調査を続けていきたいとしている。
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★1 05/08(金) 15:49
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