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(CNN) 米空軍は8日までに、最新鋭戦闘機「F35」のパイロットに初めて女性を任命したと発表した。
初の女性F35パイロットとなったのは、米フロリダ州にあるエグリン空軍基地で第33戦闘航空団の
副司令官を務めるクリスティーン・マウ中佐。アフガニスタンでF15戦闘機のパイロットとして戦闘任務に加わった経歴を持つ。
初めて経験したF35の操縦は特別に感慨深かったと振り返り、「最高の気分だった。
あのジェットは夢のように飛ぶ」と感想を語った。
第33戦闘航空団ではF35のパイロットやメンテナンス要員、サポート要員の訓練を担当し、
2011年にはアフガニスタンで初めて組織された女性のみの戦闘任務に加わった。
しかし米軍では20年以上前から女性パイロットが活躍しており、戦闘機を飛ばすことと性別は
関係ないとマウ中佐は言い切る。「戦闘機はパイロットの性別など認識しないし気にもしない。
応援を必要とする地上部隊も同じ。ただ遂行あるのみ。期待されるのはただ、
自分の仕事ができて、素晴らしい手腕を発揮することだけ」
エグリン基地で訓練が始まって以来の4年間で、F35のパイロットに任命されたのはマウ中佐が88人目。
空軍はF16やA10の後継としてF35の導入を予定している。
画像 F-35Aに乗り込む初の女性パイロット、アメリカ空軍クリスティン・マウ中佐
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