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自衛官が初の多国籍部隊司令官に出発へ
NHK5月7日 11時23分
アフリカ・ソマリア沖の海賊対策で多国籍部隊の司令官に初めて就任する幹部自衛官が、来週の派遣を前に自衛隊トップの河野統合幕僚長に出発を報告しました。
派遣されるのは海上自衛隊の伊藤弘海将補で、7日午前、防衛省で自衛隊トップの河野統合幕僚長に出発を報告しました。
ソマリア沖の海賊対策では、自衛隊のほかアメリカなど各国の海軍が多国籍部隊に参加していて、伊藤海将補は、中東・バーレーンのアメリカ軍基地の中にある司令部で、各部隊との調整に当たります。
自衛官が、訓練ではなく実際の任務で多国籍部隊の司令官を務めるのは、自衛隊創設からのおよそ60年間で初めてです。
河野統合幕僚長は
「自衛隊の歴史に新たな1ページを開くことになる。今後のこともあるのでしっかりと教訓を収集してもらいたい」と述べました。
伊藤海将補は「各国の部隊の特徴を調和させ現場の状況を把握したうえで、日本側の指示を仰ぎながら任務を遂行していきたい」と話していました。
今回の司令官就任について防衛省は、司令部と参加部隊の関係は指揮・命令の関係にはなく、連絡調整であり、集団的自衛権の行使には当たらないとしています。
伊藤海将補は今月13日に日本を出発し、およそ2か月間、司令官を務めることになっています。
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