15/04/30 04:28:55.55 *.net
安倍総理大臣は日本時間の30日未明、日本の総理大臣として初めて、アメリカ議会上下両院の合同会議で英語で演説し、
「日本は世界の平和と安定のため、これまで以上に責任を果たしていく決意だ」と述べ、
集団的自衛権の行使を含む安全保障法制の関連法案をことし夏までに成立させる考えを明言しました。
また、安倍総理大臣は「戦後の日本は、先の大戦に対する痛切な反省を胸に歩みを刻んだ」と述べ、
歴代の総理大臣の歴史認識を引き継ぎ、今後も平和国家として世界の平和と安定に貢献していく考えを強調しました。
このなかで、安倍総理大臣は、戦後の日米関係について「しれつに戦いあった敵は、心の紐帯を結ぶ友になった」としたうえで、
「戦後の日本は、先の大戦に対する痛切な反省を胸に、歩みを刻んだ。みずからの行いがアジア諸国民に苦しみを与えた事実から目を背けてはならない。
これらの点についての思いは、歴代総理と全く変わるものではない」と述べました。
そして、安倍総理大臣は「アジアの発展にどこまでも寄与し、地域の平和と繁栄のため、力を惜しんではならない。
戦後日本は、みずからに言い聞かせ、歩んできた。この歩みを私は誇りに思う」と述べ、
歴代の総理大臣の歴史認識を引き継ぎ、今後も平和国家として、世界の平和と安定に貢献していく考えを強調しました。
さらに、安倍総理大臣は「太平洋からインド洋にかけての広い海を、自由で、法の支配が貫徹する平和の海にしなければならない。
そのためにこそ、日米同盟を強くしなくてはならない。私たちにはその責任がある」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は「日本は今、安保法制の充実に取り組んでいる。
この法整備で、自衛隊とアメリカ軍の協力関係は強化され、日米同盟はより一層強固になる。地域の平和のため、確かな抑止力をもたらす。
日本は世界の平和と安定のため、これまで以上に責任を果たしていくと決意している。そのために必要な法案の成立を、この夏までに必ず実現する」と述べ、
集団的自衛権の行使を含む安全保障法制の関連法案を、ことし夏までに成立させる考えを明言しました。
また、安倍総理大臣は「国家安全保障に加え、人間の安全保障を確かにしなくてはならない。紛争下、常に傷ついたのは女性だった。
私たちの時代にこそ、女性の人権が侵されない世の中を実現しなくてはならない」と述べました。
そして、安倍総理大臣は「国際協調主義に基づく積極的平和主義こそは、日本の将来を導く旗印となる。
日米同盟は、テロリズム、感染症、自然災害、気候変動といった新たな問題に対し、ともに立ち向かう時代を迎えた。
アメリカが世界に与える最良の資産は、昔も今も将来も希望だ。私たちの同盟を『希望の同盟』と呼ぼう。
アメリカと日本が力を合わせ、世界をもっとはるかによい場所にしていこう。一緒ならきっとできる」
と呼びかけ、演説を締めくくりました。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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